けやきの森市民大学 講座
同志社大学提携講座「江戸の板元と戯作者―蔦重、鶴喜、京伝、馬琴の交差点―」
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分野
講座・教室
日時
令和7年10月6日、10月20日、10月27日
全3回すべて月曜日
14時~15時30分
場所
高槻市立生涯学習センター3階 研修室ほかフィールドワーク
(高槻市桃園町2-1 市役所・総合センター内)
対象
どなたでも受講できます、居住地・年齢は問いません。
定員
25人(多数抽選)
内容
♢講師:三宅 宏幸さん(同志社大学 文学部 国文学科 准教授)
江戸時代の中期から後期にかけて、江戸の出版界を牽引した蔦屋重三郎は、ライバルである鶴屋喜右衛門とともに、様々な戯作の流行を生み出し、江戸の文芸を大きく発展させました。彼らのプロデュースにより、後の化政文化で活躍する戯作者、山東京伝や曲亭馬琴といった才能も開花します。江戸時代の出版文化をたどりながら、彼らが創り上げた文芸の世界に触れてみませんか。
第1回:10月6日(月曜日) 「寛政改革と蔦重、京伝、馬琴」
人気作品を数多く出版してきた蔦重でしたが、寛政の改革によって処罰されてしまいます。蔦重とともに処罰されたのが山東京伝です。京伝は後に、曲亭馬琴を蔦重に紹介します。馬琴の記述をもとに、蔦重がどのようにして京伝や馬琴といった才能ある戯作者たちと再び出版の世界で活躍していったのか、その様子を見ていきましょう。
第2回:10月20日(月曜日) 「蔦重、鶴喜の企画と京伝、馬琴」
寛政の改革の後、京伝と馬琴は中国の小説『水滸伝』にちなんだ作品を出版し、また馬琴は鶴屋からも中国の講史小説に基づく絵本を出版しました。さらに、京伝は鶴屋と蔦屋(二代目)から江戸読本の嚆矢『忠臣水滸伝』を刊行します。これらの経験が後の化政文化を花開かせたことについて、実際の作品を通して見ていきましょう。
第3回:10月27日(月曜日) 「南畝、馬琴の大坂見物(大阪市天王寺区周辺フィールドワーク)」
江戸の狂歌ブームを牽引した大田南畝は享和元年に大坂銅座勤務となり、仕事の合間をぬって様々な場所を訪れました。一方、曲亭馬琴も享和2年に人生一度きりの京坂旅行に出、大坂の地を踏みました。南畝の在坂日記や馬琴の旅の記録を見つつ、彼らが赴いた大坂の名所を、実際に見学してみたいと思います。
費用
2,000円(全3回分、一回受講はできません。)
備考
駐車場は有料です。環境配慮のため、公共交通機関をご利用ください。
申込
必要
申込ははがき、ファクス、お申し込みフォーム、または直接生涯学習センターへ
はがき・ファクスは、
(1)希望講座名、(2)郵便番号・住所、(3)氏名(ふりがな)、(4)電話番号、ファクスはそれに、(5)ファクス番号を記入して下記へお送りください。
お申し込みフォームは、
(1)希望講座名、(2)氏名(ふりがな)、(3)メールアドレス、(4)電話番号、(5)郵便番号・住所を入力し、お送りください。お申し込みフォームはこちら
郵送先
〒569-8501(住所は不要です)
高槻市立生涯学習センター
ファクス先
072-674-7704
※ 締切:9月11日(木曜日)必着。申込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※申込期間後の定員に関する詳細は生涯学習センターまでお問い合わせください。