公演・イベント概要
- 日時
- 2026年11月26日(木)19:00 開演
- 会場
- 南館 トリシマホール(全席指定)

一般4,500円
友の会4,000円
友の会グリーン3,500円
25才以下1,000円
●7月2日(木)
友の会 web/10:00~
●7月8日(水)
友の会 窓口・ネット会員/10:00~
友の会 電話/14:00~
●7月15日(水)
一般 web 窓口/10:00~
一般 電話/14:00~
高槻城公園芸術文化劇場
072‑671‑9999(10:00~17:00)※月曜休館(祝日をのぞく)
仕舞「井筒」
能「井筒」は、世阿弥が「上花也」と自賛した名曲です。「伊勢物語」を原拠に、在原業平と妻の夫婦愛と、妻の恋心が描かれています。仕舞とは、能一曲のクライマックスの場を能面や装束をつけず、紋付裃姿で舞う上演形態。本曲では京都を本拠に活動する観世流シテ方の実力派、片山九郎右衛門ふんする女が夫の面影を偲んで舞います。女の追慕の情と懐旧の思いが舞のうちに凝縮され、しみじみと心にしみる仕舞です。
狂言「呂蓮」
狂言は笑いのなかに人間のさまざまな面を描いた喜劇です。夫婦の機微に焦点を当てた演目も多くあり、「呂蓮」もその一つです。
宿の主人が旅の僧に出家したいと願い出ます。僧が「奥さんに相談しなさい」と諫めると、主人は「許可は得ている」というので、髪を剃って、呂蓮坊という法名もつけてあげます。ところが女房は出家姿の夫を見て怒りーという展開です。女房に責められると、僧のせいにして逃げ出す夫の豹変ぶりが笑いを呼びます。また、僧が法名をつける際の言葉遊びも本曲の楽しさです。出演は現代を代表する狂言師のひとり、和泉流の野村萬斎と野村太一郎、中村修一です。
能「安達原 白頭 急進之出」
能には鬼が出てくる曲が多くあります。「安達原」はその代表的な作品で、奥州の安達原(現在の福島県二本松市)に伝わる鬼女伝説をもとに、女の孤独や業、人間の心の二面性を映し出した人気曲です。
旅の山伏一行が安達原で行き暮れ、一軒家に宿を借ります。あるじの女は旅のなぐさみにと糸車を回して自らの身の上を語ります。やがて女は、薪を取りに山に向かいますが、自分の留守中、くれぐれも寝屋を覗かぬよう言い残します。ところが、供の能力が好奇心から寝屋を覗くと、人間の屍が山積みになっていました。女の正体は安達原の鬼女だったのです。山から帰ってきた女は人間に裏切られたと知って怒り、鬼女となって一行に襲いかかります。
糸車は「枠桛輪(わくかせわ)」と呼ばれ、回しながら嘆く姿や糸尽くしの歌に、女の侘しさや業が浮き彫りにされる象徴的な道具です。人間に裏切られ、激しい怒りと恨みで鬼女となった姿には、恐ろしさだけでなく、悲しみのようなものさえ見えてくるように思われます。
小書き(特殊演出)の「白頭」は、通常、後シテの鬼女は黒髪のところを白い髪となり位が重くなります。「急進之出」は、後シテの鬼女がいったんお幕に入り、勢いよく走り出てくるという演出です。シテは片山九郎右衛門。ワキは福王流の福王知登、間に狂言方の野村裕基という魅力的な配役です。
※文中の敬称は略させていただきました。(文/亀岡典子)
・未就学児の入場はご遠慮ください。
・チケット完売の場合、当日券は販売しません。
・団体割引(一般10枚以上)については、高槻城公園芸術文化劇場まで。
・車椅子席/補助犬の同伴をご希望の方は、窓口・電話にてお問合せください。